意味
松は冬も葉を落とさず、去年も今年も同じ緑を保っています。移り変わるものの中にある、変わらないもの。あるいは、変わらないように見えるものも、実は毎日新しい葉に入れ替わっていること。どちらにも読める、奥行きのあることばです。新年の掛軸に好まれます。
出どころ
『禅林句集(ぜんりんくしゅう)』などに「松無古今色、竹有上下節(竹に上下の節あり)」と対で収められています。松は変わらないものを、竹はけじめや秩序を表す、と説明されることが多い組み合わせです。
今日の暮らしで
年末年始に、この一年で変わったものと変わらなかったものを数えてみる。変わらなかったものの中に、自分が本当に大事にしていることが隠れています。
参考にした資料
- 『禅林句集』(松無古今色 竹有上下節)
このページは禅の教義を解説するものではなく、ことばが一般にどう読まれているかを紹介するものです。解釈は宗派や指導者によって異なります。